ソニーのブルーレイ「BDZ-AT700」 おでかけ転送のレビュー
ソニーのブルーレイレコーダー「BDZ-AT700」には、録画した映像を携帯端末に転送する「おでかけ転送」の機能がありますが、これがかなり使えますので、今回はその機能をレビューします。
(購入直後のレビューはこちら)
【おでかけ転送の概要】
おでかけ転送ができる対応機器は、ウォークマン、PSP、携帯電話、”nav-u”といった携帯端末です。
転送には録画した時間と同じ位の時間を要しますが、録画前に「高速転送録画」の設定をオンにしておくと、録画時に転送用の動画ファイルが作成され、この動画ファイルを転送することで転送時間がぐっと短縮されます。
30分番組なら大体2分位で高速転送されますので、朝などの忙しい時でも楽に転送ができます。
転送モードは、VGA2.0M、VGA1.0M、QVGA768k、QVGA384kの4つの中から選択します。転送時間は変わりませんが情報量が異なりますので、携帯端末の残り容量に応じて選べばいいと思います。
しかも再生途中の映像なら、その途中からの映像を携帯機器に転送できます。不要な映像の転送を防ぐことで容量の節約になり、観たい箇所から再生されるので使い易さもアップです。そしてお帰り転送の機能を使うことで、携帯端末で観た続きからBDZ-AT700で再生することもできてしまいます。
自宅に戻ってまで携帯端末の小さい画面で見る必要はないわけですから、この機能はかなり重宝します。
これら高速転送、モード選択、途中再生機能のおかげで、おでかけ転送は非常に使い勝手の良いものになっています。
【操作】
まず、携帯端末の電源を入れてBDZ-AT700にUSB接続します。PSPの場合は、PSPの画面でUSB接続を有効にします。
BDZ-AT700での操作は、メニューの「おでかけ・おかえり転送」からもできますが、これだと録画した全てのタイトルのリストが時系列で一列に並ぶので、転送したい番組を探すのが少々手間です。
それよりも録画時に自動的に作成されるジャンル別・タイトル別のフォルダから番組を探し出し、オプションのメニューの中から「おでかけ転送」を選ぶ方が楽にできます。
さらに、録画時に番組毎の設定ができる「ワンタッチ転送」をオンにしておけば、その番組がワンタッチ転送リストに登録されます。ワンタッチ転送リストにある番組は、選択あるいは一括して転送できるので、転送の操作に手間がかからなくなります。
【まとめ】
おでかけ転送の機能によって、移動中や移動先、ちょっとした時間が空いた時などに、気になる映像や番組を観ることができるようになり、とても重宝します。しかもBDZ-AT700は、高速転送、モード選択、途中再生、ワンタッチ転送、おかえり転送など、サポート機能が豊富で、操作性・使い勝手ともに満足できるレベルにあります。
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